もう迷わない！おすすめアンカーボルト7選！

2018年8月22日2019年6月26日

木造住宅では柱と基礎、土台と基礎をつなげる役目をもつアンカーボルト。
建築にはかかせない基本中の基本の金物です。

Zマーク金物だけではなく、各金物メーカーからそれぞれの現場に合った様々な特徴をもつアンカーボルトがたくさんあります！

･･･で、結局どれがいいの？

いつも使っているからコレ！　あれ？えっ、入らな･･･(ﾟﾟ)

そんなあなたに！
今回は、匠の一冊おすすめアンカーボルトをご紹介します。

1. アンカーボルトおすすめ7選
2. アンカーボルトとセットでどうぞ！　
3. 番外編「位置ずれてる！」　
- 3.1. エイム　ニューくるぴた
- 3.2. テザック　耐震Ｊケーブル
4.

アンカーボルトおすすめ7選

Zアンカーボルト(M12、M16)

基本はまずこれ！標準のZマークのアンカーボルト。
M12はL型、M16はJ型（ステッキ型）で、かたちも分かりやすい！
埋め込みは長さは250mm（M12）、360mm（M16）以上と標準、値段も比較的安価。
埋め込み深さや形状など、特に考慮するところがないときに迷ったらとりあえずコレ！
マイナスポイントは、埋め込み位置の印がないこと･･･
M16はJ字の幅がある分、鉄筋との交わりには注意が必要です。

タナカ　異形Sアンカーボルト(M16)

匠の一冊の売れ筋！
M16サイズのみですが、長さ550mmと800mmがあります！
埋め込み深さは200mmで、42kNまで施工OK！
ボルト表面がボコボコなのも大きなポイント。
コンクリートの付着面積が大きくなり、引抜き耐力が抜群です！

タナカ　オメガアンカーボルト(M12、M16)

こちらも匠の一冊の売れ筋！笑
M12、M16ともに埋め込み深さが200mmの便利アイテム！
M16は引張耐力がなんと53.3kN！（条件あり）
ビス止めホールダウンHi43との相性はバツグン！

Ｍ12は360mmのみ、M16は350mm、550mm、800mmがあります。

BXカネシン　PZユニハットアンカーボルト(M12、M16)

個人的おすすめがこちら！笑
プロイズメッキ（クロムフリー）処理で、高い防錆性が魅力！
先端形状は傘型。向きを気にする必要なく施工できます！
引き抜き力にもすぐれています！
埋め込み深さは標準ですが、刻印が付いてるのでわかりやすいのがポイント。

カナイ　DR/フィストアンカーボルト(M12)

デュラルコート処理のため、高防錆性を発揮！
こちらも先端形状は傘型で、埋め込み向きを気にすることなくカンタンに施工できます。
加えて、埋め込み深さ215mmと標準よりも短いのも魅力的。
M12×350mmしかサイズがないのがマイナスポイントですが、サイズが合えばぜひ！

栗山百造　クリクランクアンカーボルト(M12、M16)

クランク型ならこれ！
本体クランク部に主筋、補強筋を納めることで、基礎の中心にアンカーボルトを立ち上げ！
大きな特徴として、先端の形状が楕円系になっていること！
埋め込みしやすく、ネジ締めの際に基礎コンクリートが収縮しても共回りしません。
埋め込み深さは標準。
M16は1,000mmの長さのボルトもあります！

BXカネシン　高耐力フレックスアンカーボルト(M16)

なんと！60kNまでの引抜き耐力に対応可能な高耐力タイプ！
先端部が傘型なので、引抜き力向上・埋め込み深さは、アンカー傘下300mmで施工可能！
なおかつ、φ14.5と軸細！
表面処理も、高い防錆・防腐力のプロイズ。
軸径がφ14.5のため、アンカーボルト支持器具「グリッパーM16用」の使用はお控えください。