結露対策④:現場で必須の気密処理Ⅱ 最大の難所!「コンセント、配管の気密対策」
いつも匠の一冊をご利用いただき、誠にありがとうございます。
前回は、「構造躯体との取り合い部」の気密処理について確認しました。
今回は、現場で最も気密欠損が発生しやすい「貫通部」の気密処理に焦点を当てます。
最大の難所!コンセント・配管貫通部の処理
内部結露を起こさないためにコンセント、スイッチ、給排水管、換気ダクトなどの貫通部は丁寧な処理が大事です。
これらは、気密ラインが途切れる「穴」となるためです 。
また、これらの細部の施工精度が、住宅の気密性能(C値)を決定づけます 。
コンセントボックス施工方法
コンセントボックスの使用:
気密コンセントカバーなどの専用部材を使用することで、気密ラインの確保が容易になります。

①バリアーボックスをコンセントボックスと共に柱に留めつけ、使用する管の大きさに合わせてバリアーボックスのくぼみに穴を開けます。
②断熱材に切れ込みを入れ、タッカーで留めつけます。断熱欠損の無いよう切れ込みを入れた部分の断熱材を手前に引き寄せます。
③防湿気密シートをカッターでカットし、バリアーボックスのツバをシートの手前に引き出します。シートとバリアーボックスのツバをテープで止めます。
参照元:日本住環境Youtube、気密部材-施工動画「バリアーボックス」


貫通部気密処理
配管貫通部:
貫通部に合わせて断熱材をカットし、シートで覆ってから、シート同士の継ぎ目や配管との取り合いを気密テープで確実に貼り、気密処理をします。

①パイプ径に合わせてカットします。
②パイプにはめ込みます。
③気密・防水テープ処理をします。
参照元:日本住環境Youtube、ドームパッキン取付け方法
専用部材を利用することで手間が省けます。
貫通パイプ用の施工を簡素化できる、気密用専用部材が各メーカーより販売されています。
※防水用の施工と気密用の施工は変わりますので、注意が必要です。




次回は、細部の施工精度アップに向けて、「天井」の気密処理について解説します。
関連記事はこちら
≫ 結露対策①:内部結露が「起きにくい家」に必要な4つのバランス
≫ 結露対策②:防湿気密シートの役割と施工仕様の「最新基準」
≫ 結露対策③:現場で必須の気密処理Ⅰ 見逃し厳禁!「取り合い部の気密対策」
≫ 結露対策⑤:現場で必須の気密処理Ⅲ 細部の施工精度UP!「天井の気密対策」
必要な時にスグ届く!ご注文はぜひ匠の一冊で!


















