高い制震効果を発揮。BXカネシン『DIT制震機能付き筋かい金物』のご紹介

『DIT制震筋かい金物』は、第一工業大学(DIT)と横浜国立大学が共同開発した、新たな形の制震装置です。筋かい金物に制震装置を取り付けた、一体型の制震装置で、メンテナンスフリーであることや安価であることがメリットとして挙げられます。

今回は、カネシンが販売するDIT制震筋かい金物についてご紹介します。

地震の揺れ幅を最大60%軽減

 

 

 

 

 

筋かいは地震の揺れに対する粘り強さと関係があります。熊本地震で被害を受けた住宅では、筋かいの変形や破壊が多く見られました。

この、木造住宅の耐震性を決める鍵となる筋かいに注目し、約4年を要して開発された製品が、DIT制震筋かい金物です。

 

亜鉛メッキ鋼板を折り曲げた形の二重構造で、鋼板の間には特殊な高減衰ゴムが使用されています。この高減衰ゴムが地震エネルギーを吸収することで、木造2階部分の揺れを最大60%低減することが可能になります。

 

低コストで施工も簡単

DIT制震筋かい金物の施工方法は、柱と筋かい部分を専用ビスで留めるだけ。設計を一切変えることなく、今まで付いていた筋かい金物と替えるだけで施工することができます。

従来の制震装置のように、設計段階から取り付け部分などを考慮する必要がありません。

 

また、従来の制震装置の設置には、30~50万円ほどかかることもありましたが、DIT制震筋かい金物であればその半分以下で導入することが可能です。DIT制震筋かい金物は施行が簡単なだけでなく、コスト面でもメリットが大きいといえるでしょう。

 

 

匠の一冊では、10月よりカネシンのDIT制震筋かい金物を販売予定です。