戸建注文住宅の購入で重視した点、「間取り」「断熱」「耐震」がトップ3 ~一般社団法人 住宅生産団体連合会 「2016年度の戸建注文住宅の顧客実態調査」~

戸建注文住宅の購入を検討するうえで、重視した点は「間取り」「断熱」「耐震」がトップ3――こうしたエンドユーザーの意識が、(一社)住宅生産団体連合会の「2016年度戸建注文住宅の顧客実態調査」で分かった。
同調査は戸建注文住宅の顧客ニーズの変化を把握することを目的に毎年実施しているもの。今回から住宅取得時の重視点や採用した最新建材・設備についても聞いた。三大都市圏などで調査を行い、有効回答数は4292件。
「住宅購入を検討する上で特に重視した点」をみると、トップは「住宅の間取り」で69.2%とほぼ7割。次いで「住宅の断熱性や気密性」(44.3%)、「地震時の住宅の安全性」(43.0%)、「収納の多さ、使いやすさ」(40.9%)、「住宅の広さ」(30.8%)と続き、断熱、耐震に対する関心の高さが目立った。
また、「顧客が採用した最新設備・建材・技術」をみると、「メンテナンスフリー外壁」が41.1%で最も多くなっており、高い評価を得ている様子がうかがえる