3年連続増、国産材供給比率88%
【国産材供給、用途別では合板等用が伸長】
農林水産省が発表した令和6年の木材統計によると、素材供給量に占める国産材供給率は88.1%でした。
前年に比べ0.9ポイント上昇し、令和3年から3年連続で上昇が続いています。
令和6年の供給量は、前年比86万5000㎥減の2280万4000㎥。
このうち、国産材は同55万1000㎥減の2009万㎥、輸入材は同30万8000㎥減の271万4000㎥となっています。
国産材を針葉樹、広葉樹別にみると、針葉樹は同20万7000㎥減の1871万9000㎥、広葉樹は同35万㎥減の137万1000㎥でした。
樹種別に詳しくみると、国産材の約6割を占めるスギは1208万5000㎥で同16万8000㎥の増加。
それ以外のヒノキ、カラマツ、エゾマツ・トドマツ、アカマツ・クロマツは全て前年比で減少しました。
なお、素材供給量を用途別でみると、構成比の6割超を占める製材用の供給量は1443万5000㎥で、同62万6000㎥減少。
木材チップ用も387万㎥と同60万1000㎥ダウンしています。
一方、合板等用については同36万2000㎥増の449万9000㎥と供給量が増加。構成比もほぼ2割となる19.7%に伸びました。
▼ 農林水産省 令和6年木材統計
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/mokuzai/toukei/r6/index.html
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