国税庁が、2025年分の路線価を発表
【路線価、全国平均4年連続上昇 2.7%アップ⤴】
国税庁は、2025年分の路線価を発表しました。
路線価とは、路線(道路）に面する標準的な宅地の１平方メートル当たりの価額のことです。
それによると、全国約32万地点の平均変動率は、前年比プラス2.7％と4年連続の上昇となりました。
上昇幅は、2010年以降では最大です。
路線価が全国で最も高かったのは、東京都中央区・銀座（銀座中央通り）。
40年連続の1位で、評価額は1㎡当たり4808万円と前年から384万円し過去最高を記録しました。
また、路線価の上昇率が最も高かったのは、
スキーリゾートや避暑地として人気の長野県北安曇郡白馬村。
上昇率32.4％で2年連続のトップです。
次いで、
北海道富良野市北の峰町（道道北の峰線通り）：30.2％
東京都台東区・浅草（雷門通り）：29.0％
岐阜県高山市上三之町（上三之町下三之町線通り）：28.3％
となっており、インバウンド需要を背景に観光地の路線価が上昇しているとみられます。
なお、上昇率を都道府県別にみると、35都道府県で前年からプラスを記録しました。
上昇率トップは東京都の8.1%となっています。
▼ 国税庁 令和７年分の路線価等について
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2025/rosenka/index.htm
▼ 国税庁 令和７年分の都道府県庁所在都市の最高路線価
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2025/rosenka/01.pdf
▼ 国税庁 平成３０年分から令和７年分までの路線価等
https://www.rosenka.nta.go.jp/
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