戸建住宅の大型リフォームのきっかけは、「家の老朽化」や「住宅設備の故障」 ~リクルート住まいカンパニー~ 「2017年 大型リフォーム実施者調査」

2018年3月20日

戸建住宅で、大規模リフォームに至ったきっかけは「家の老朽化」や「住宅設備の故障」が4割以上にのぼり、他の項目に比べて割合が高いことが、リクルート住まいカンパニーの「2017年 大型リフォーム実施者調査」で分かった。この調査は300万円以上のリフォームを3年以内に実施した人を対象にリフォーム選択の意識や行動を聞いたもの。

戸建住宅におけるリフォーム費用は621万9千円。リフォームをした箇所は「浴室」(53.3%)、「外壁」(51.7%)、「トイレ」(50.8%)、「洗面室」(49.4%)、「キッチン(台所)」(46.8%)がトップ5。水回りが多い。リフォームのきっかけをみると、「家が古くなった・老朽化した」が46.8%で最も多く、次いで「住宅設備が古くなった・壊れた」の43.3%だった。この2項目のみが4割以上を超えており、以下「設備の使い勝手に不満」(26.7%)、「外観の見栄えが悪くなった」(18.9%)、「建て替えをするより費用が少ない」(17.0%)と続く。