循環器疾患の死亡リスクと断熱性能の関係性
【循環器疾患の死亡リスク】
賃貸居住者で高く
~ 東京科学大学など断熱性の低さ指摘 ~
賃貸集合住宅居住者の循環器疾患による死亡リスクは、持家集合住宅居住者と比較して約1.8倍になるという研究結果が明らかになりました。
性別ごとでは男性の死亡リスクが突出して高く、約2.3倍になります。
これは、東京科学大学をはじめとする研究チームが報告したものです。
この主な要因として研究チームは、一般的に賃貸住宅の断熱性能が持家と比較して低い傾向にあることを指摘しています。
賃貸住宅オーナーの中には、コスト面を考慮して建築・設備などへの投資を抑えたいと考える人もいます。
そのため、持家よりも断熱性能が低い物件は少なくないです。
しかし、断熱性の低い住宅では冬季の室温が大きく低下し、血圧が急上昇します。
これが循環器の負担を増大させ、疾患を引き起こす原因となります。
こうした課題に対し、研究チームは「賃貸住宅オーナーによる住宅性能向上への投資を促すことが重要」と指摘しています。
▼ 東京科学大学 ニュースリリース
https://www.isct.ac.jp/ja/news/13hrx5sf7rn8
必要な時にスグ届く!ご注文はぜひ匠の一冊で!


















