主要都市圏における戸建注文住宅の平均取得費
【注文住宅取得費、7000万円突破】
~ 買い手の負担さらに重く ~
(一社)住宅生産団体連合会のまとめた「2024年度戸建注文住宅の顧客実態調査」よると、主要都市圏における戸建注文住宅の平均取得費(建築費と土地代の合計)が初めて7000万円の大台を突破したことが明らかになりました。
取得費は前年度の6681万円から325万円増の7006万円。
このうち建築費は4566万円から194万円増え4760万円でした。
建築費は2015年以降一貫して増加傾向にあり、1㎡単価も38.8万円に上昇。
価格高騰の波が住宅建設コストを直撃している様子が鮮明となりました。
こうした価格高騰に対し、顧客側の資金調達には大きな負担がのしかかっています。
世帯年収の平均は1128万円と前年度より20万円低下。
一方で、住宅取得費の上昇に対応するため、平均自己資金は前年度比314万円増の2361万円に膨らみ、平均借入金額も同512万円増の6371万円となりました。
借入金については、世帯年収倍率が前年度の5.10倍から5.65倍へと0.55ポイント上昇しており、家計への負担がさらに重くなっています。
▼ 一般社団法人 住宅生産団体連合会「2024年度 戸建注文住宅の顧客実態調査」
https://www.judanren.or.jp/activity/proposal-activity/report03/pdf/kousatu2024.pdf
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