確かな接合で住まいを守る、信頼の「羽子板ボルト」!一挙ご紹介!!

匠の一冊が、特におすすめする主要メーカーの高耐力の羽子板ボルトをご紹介します。

縁の下の力持ちとして、見えないところで住まいの安全を支えている羽子板ボルト。
今回は、数ある羽子板ボルトの中から、特におすすめの主要メーカーの製品をピックアップし、特徴と選び方のポイントをまとめてみました。

左から、タナカ【オメガ羽子板プレス10】
          タナカ【オメガ羽子板プレス10<あんしん>】
    栗山百造【棟梁羽子板Ⅲ M12】
   カナイ【ステア羽子板ボルト】

適した羽子板ボルト選びが、高品質な住まいを築く!

地震や台風といった自然災害から住まいを守るには、構造体同士の強固な接合が欠かせません。
中でも、梁と柱を緊結し、引き抜き力に対する抵抗力を高める「羽子板ボルト」は、木造建築において重要なパーツです。
様々な製品がリリースされていますが、それぞれの特徴を踏まえた適切な製品選びが、施工の手間を軽減し、設計通りの耐震性能を維持することにつながります。

今回は、一般的な羽子板ボルトよりも高耐力な製品を、4つご紹介します。

タナカ【オメガ羽子板プレス10】L=280mm

現場の効率と強度を両立!

小屋梁と軒桁、軒桁と柱、胴差と床梁、通し柱と胴差、胴差相互および柱と横架材の接合に使用します。

金物1個で短期基準接合耐力10.0knに対応可能です。

板部にある凸が材木に食い込む様子を目視できるので、閂ボルトの締めすぎを防止できます。
板部がコンパクトなため持ち運びも便利です。

タナカ【オメガ羽子板プレス10<あんしん>】AA485200

閂ボルトのナット不要!

小屋梁と軒桁、軒桁と柱、胴差と床梁、通し柱と胴差、胴差相互および柱と横架材の接合に使用します。

金物1個で短期基準接合耐力10.9KNに対応できます。

羽子板本体にタップ(ねじ山)が切ってあるため、閂ボルトのナットが不要。
片手で作業できるので、高所作業をする際にはぜひおすすめしたい製品です。

栗山百造【棟梁羽子板Ⅲ M12】

スリムな形状で施工の自由度アップ!

小屋梁と軒桁・軒桁と床梁・通し柱と胴差を接合する金物です。

ボルト穴がバーリング加工されているため、ボルト1本でZ羽子板SB・E(ボルト穴1個+釘穴1個)以上の耐力が得られます。

腰高な形状により、通し柱に横架材(胴差)が相互にくる場合でも欠き込むことなく座金取り付けが可能です。

さらに、羽根部分がスリムで、根太や筋かいと干渉しにくいため、施工自由度もアップ(閂ボルトの穴芯から棒の先端までの長さ255㎜を確保)。
座掘りをしなくても105㎜~150㎜の柱、横架材に対応します。

コーナー部分が柔らかいカーブ状で、取り扱いやすいのもポイントです。

カナイ【ステア羽子板ボルト】STSB-275

プレス一体成型で高耐力!

小屋梁と軒桁、軒桁と柱、梁と柱および胴差と通し柱の接合に使用します。
羽根部とボルト部をプレス加工による一体成型とし、強度の安定化を図った製品です。

従来品より羽根部が短いため、梁幅が太くても羽根部と梁との干渉を避けられ、座掘りなしで105〜150㎜までの梁に使用可能。
羽根部のエッジが、かんざしボルト、ナットの共回りを防止します。

軽量コンパクトで、持ち運びにも便利。
かんざしボルトを使用する際には、適切な長さの六角ボルトをお選びください。

左から、タナカ【オメガ羽子板プレス10】
               タナカ【オメガ羽子板プレス10<あんしん>】AA485200
    栗山百造【棟梁羽子板Ⅲ M12】
   カナイ【ステア羽子板ボルト】

今回ご紹介した羽子板ボルトは、それぞれ異なるコンセプトを持ちながらも、いずれも木造住宅の安全性を高める上で欠かせない重要な製品です。

物件の設計や現場の状況に適した羽子板ボルトを選択することが、設計通りの耐震性能を実現し、施主様の安心へとつながります。
見えない部分だからこそ、妥協なく高品質な金物を選ぶことが大切です。
羽子板ボルトの適切な選定により、高耐久な住まいづくりを実現しましょう。

ご紹介した商品はこちら
タナカ【オメガ羽子板プレス10】L=280mm
タナカ【オメガ羽子板プレス10<あんしん>】AA485200
栗山百造【棟梁羽子板Ⅲ  M12】
カナイ【ステア羽子板ボルト】STSB-275

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