20㎜以内のズレあるいは倒れの場合
1. 台直しを行うには、ボルトのねじ部より下にコンクリートをズレ
の4倍程度コーン状にはつり取ります。
2. 台直しは、専用工具を用い、ガス等での加熱は禁止します。
3.ねじ部での曲げは禁止します。
4. 曲げ角度は、ずれに対して長さ3度以下とします。
5. 台直し後は高強度無収縮モルタルを充填します。
アンカーボルトの施工~芯ズレ~対応方法1-8-○
関連記事
アンカーボルトの施工~埋め込み不足~誤った取付け方1-5-×
土台からアンカーボルトのネジ山が長く出ておりM12アンカーボ ルトの基礎への埋め込み長さが足りていないことがわかります。 基礎へ...
アンカーボルトの施工~埋め込み不足~正しい取付け方1-5-○
M12アンカーボルトの基礎への埋め込み長さは250㎜以上で す。なお、引き寄せ金物を基礎に直結する場合のM16アンカー ボルトの...
アンカーボルトの施工~位置の偏り~誤った取付け方1-2-×
土台の外寄りにアンカーボルトが配置されており、水平力が加 わった時に土台の破壊が考えられます。 土台とアンカーボルトのズレに関す...
アンカーボルトの施工~基礎と土台のスキ間~誤った取付け方1-7-×
アンカーボルトの設置箇所の土台と基礎の間に基礎パッキンが ありません。 パッキン工法の場合アンカーボルトの設置箇所 には必ず基...
アンカーボルトの施工~位置の偏り~正しい取付け方1-2-○
アンカークリップで鉄筋に固定しサポート治具で位置決めすれ ばコンクリートを流し込んだ時にズレることなくアンカーボルト の配置がで...
アンカーボルトの施工~土台の破壊~誤った取付け方1-1-×
10kNの引き抜き力に対して、小さな座金(4.5×40㎜角)では 座金が曲がり土台へめり込むため ホールダウン金物の耐力が低下し...