1年以内の注文住宅建築者、ZEHの導入検討率が半数超え ~リクルート住まいカンパニー 「2017年 注文住宅・トレンド調査」~

2018年1月15日

1年以内に戸建注文住宅を建築した人のうち、事前にZEHを知っていた人の導入検討率が半数を超え、前年調査より大きく上昇したことがリクルート住まいカンパニーの調査で分かった。ただ、約35%は「検討したがやめた」と回答しており、普及に向けて課題も浮き彫りになった。
同調査は戸建注文住宅の建築者や検討者に、住宅建築の意識や行動を聞いたもの。
住宅建築者で、事前にZEHを知っていた人の導入検討状況をみると、導入を検討した人の割合は52.2%と前回調査の2016年調査と比べ7.5ポイント上昇し、初めて過半数を超えた。ただ、実際に導入した人の割合は前回調査より3.9ポイント増の17.7%にとどまり、導入を見送った人の方が多かった。
一方、検討者のZEHの認知率は前回調査に比べ9.9ポイント増の64.0%。名前だけではなく「内容まで知っている」の割合も21.0%となり、初めて2割を超えた