ホールダウン金物の施工トラブル~誤った取付け方による向きや位置のズレ

ホールダウン金物を取り付ける際、正しい向きで適切な位置に取り付けないと、金物本来が持つ既定の性能が発揮できず、強度が確保できません。今回はホールダウン金物の施工トラブルで多くみられる、向きや位置のズレについてご紹介します。

ホールダウン金物の向き

ホールダウン金物は柱が土台から抜けないように緊結する金物です。柱頭(柱の上部)・柱脚(柱の下部)に取り付ける際、正しい向きかどうか確認して取り付けるようにしてください。

詳細な納まり図を用意すると、ホールダウン金物施工に関するトラブルを防ぐのに役立ちます。

正しい向きはこちら

 

 

 

ホールダウン金物の取り付け位置

6ホールダウン金物の施工5-×

座付ボルトの座金部分が柱と干渉している場合、左図のように斜めに曲がった状態でホールダウン金物に緊結することになります。しかしこの施工方法では、規定の耐力が発揮されません。

そのため、ホールダウン金物を取り付ける際は、無駄な浮き上がりが起こらないように、受け材をCN釘やN釘で柱に固定することをおすすめします。柱に固定することで座金が真っ直ぐになり、地震などが起こった際に本来の機能が期待できます。
正しい取り付け位置はこちら

 

匠の一冊では各種ホールダウン金物を取り扱っています。ホールダウン金物は正しい方法(向きや位置等)で施工しないと、規定の耐震性が発揮できません。施工時は納まり図を用意する、金物の取扱説明書をよく読むなどの対策をとり、施工トラブルを回避しましょう

 

ホールダウン金物の施工について

http://www.takumi-probook.jp/tkbs/category/construction/const-halldown