筋かい(筋交い)金物とは?筋かい金物の種類と選び方

在来軸組構法で施工された木造住宅は筋かいを入れることによって耐震性を確保していましたが、実際には筋かい不足による欠陥が多く見られ、問題視されてきました。しかし、2000年の建築基準法改正によって、筋かいのサイズが決まれば取り付け金物も自動的に決まるようになり、適切な筋かい施工の普及とともに接合金具の需要も増大しています。今回は、筋かい金物の種類や筋かい金物の選び方についてご説明します。

【筋かい金物とは】

筋かい金物とは、筋かいの端部に取付ける筋かいと柱と横架材を接合する金物です。筋かいは、建物の強度や耐震性を高めるために施工します。

【筋かい金物の種類】

筋かい金物の形状は大きく分けて、プレート型とボックス型・二面施工タイプの3タイプがあり、施工箇所により適切な金物を選ぶ必要があります。

筋かい金物プレートタイプ

筋かい金物プレートタイプ

プレート型
柱の側面に施工することで、ホールダウン金物などとの干渉を軽減できることが特徴です。リフォーム工事などにも多く使われています。

 

 

 

 

筋かい金物ボックスタイプ

筋かい金物ボックスタイプ

ボックス型
横架材に乗せる形で施工します。横架材・筋かい・柱と三方面を固定する金物です。筋かい金物の初期の頃からの製品です。

 

 

 

 

筋かい金物二面施工タイプ

二面施工タイプ
筋かいと柱の二面を接合します。
ホールダウン金物や柱頭柱脚金物との干渉を防げることと、床合板工法の普及により施工性が高い二面施工タイプが近年多く使用されるようになっています。

 

 

 

【筋かい金物の選び方】

2000年5月31日に施行された建設省告示1460号では、柱に付く耐力壁の種類に応じた接合部の仕様、接合金物の接合方法、必要耐力やN値が定められています。
筋かい金物を選ぶ際は告示表から選ぶほか、財団法人 日本住宅・木材技術センターによる『平成12年建設省告示第1460号に対応した Zマーク表示金物と同等認定金物・性能認定金物』が参考になります。

匠の一冊では各種筋かい金物を取り扱っております。施工場所に合わせて適切な金物をお選びください。

筋かい金物<プレートタイプ>

https://www.takumi-probook.jp/products/list.php?category_id=27

 

筋かい金物<ボックスタイプ>

https://www.takumi-probook.jp/products/list.php?category_id=23

 

筋かい金物<2面施工タイプ>

https://www.takumi-probook.jp/products/list.php?category_id=25

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建築資材販売に携わり約40年。